COLUMN
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1  ご挨拶
更新日時:
2009.01.03 Sat.
早いもので、私がリカステと出会い、そして原種を集め始めてから、すでに20年を越えてしまいました。 当時を思い返すと Lyc Auburn あるいは、原種の Lyc cruenta’Santa Barbara’ が、もてはやされていました。 そして大輪系のリカステに魅了され、この育種という世界に入ってきました。  ふと気がつくと「これら大輪系の花は何から作出されてきたのだろうか?」という疑問が湧いてきました。 「全て原種から・・」答えはそれでした。そして暇さえあれば原種を扱っている蘭屋さんを巡り、リカステの原種と言われると何でも買って集めました。後編の原種写真を御覧になって、お楽しみください。私の苦労話も多少入っています。 今年イギリスのオークリー氏、アンジェラ・ライアンさんのご執筆の本が出版されました。  まだまだ原種の収集を続けていかなければという感が強くなりました。このホームページが皆様の原種及び交配種への興味を惹く引き金になれば幸いです。

2  当園紹介
更新日時:
2008.12.17 Wed.
私共の蘭園は茨城県神栖市、いわゆる鹿島臨海工業地帯にあります。私の栽培所からも、5〜6km先に工場の煙突が林立しているのがよくわかります。夜になると炎の煙突や煙を出している煙突、工場の明かり等々工業地帯特有の雰囲気をかもしだしています。海抜5m程度の場所ではたしてリカステが作れるのだろうか?という疑問とチャレンジ精神で栽培を始めました。現在でもそうですが、昔は山上げをしないと作れないというプロの方達が大多数でした。誰も低地で作ってみようという方がいませんでした。いまだに「山上げをしました」、とか「山から下ろしてきました」という話が多く聞こえています。少々残念な気がしています。趣味者の人たちは皆さん平地に住まわれています。そこで栽培できないのはおかしい気がしませんか?
私の栽培所内は夏一か月ほど38℃を超える日が続きます。夜温27℃です。ここで作れなければ、リカステはマイナーになるばかりそう思ってこの場所で栽培することにしました。今のところ、大輪系はなんとか・・・。小輪系は十分に栽培できています。リカステは決して高山植物ではありません。特に小輪系はそう思います。さらにこの低地での栽培所で育種という作業で、十分に咲く品種を作出し、もっと作りやすい品種、もっと良形の種を作出したい、そんな思いで日々研鑽を重ねています。  お近くに来られるようであれば、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
 
 


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