ご存知のように、リカステの近縁属としては、アングロア、ビフレナリア、マキシラりア、イダ等があります。
アングロア・・・アングロカステ ビフレナリア・・・ライカステリア マキシラリア・・・マキシラカステ イダ・・・ライシダ 各々リカステと交配すると上記の属名になります。
アングロカステ・・・現在数十種が登録されています。ただ初代の花は、大変花の姿にバラつきが多く、アングロアに似て抱え咲になったり、平開したりで、安定しません。色も汚く出たりします。また葉も想像以上に大きくなります。現在のアングロカステは若干改善されていますが、やはり葉は大きい気がします。ただ花もちは良いようです。個人的にはアングロアはアングロアであって欲しいものです。
ライカステリア・・・この属は非常に咲きにくい種でおそらく両属の開花時期の違いが咲きにくい原因になっているのではないでしょうか。現在よく知られているのはDariusという種で、弁幅の広いクリーム色の花です。ちなみにLyc skinneri x Bif harrisoniae=Lycasteria Darius
ビフレナリアは前年のバルブに花がつきますが、リカステは今年のバルブに花がつき、両属の開化形態の差が原因だと思われます。
ライシダ・・・最近できた属で過去にはリカステで登録されています。Ida locusta,ciliata,gigantea等が交配親として使用されています。私も4〜5種作りました。 ただ大変生育旺盛で株が出来ると次の生育が始まります。株も大きくなるのが早い、ただ葉が大きいものが多い。
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