Last updated: 2008/11/28
LYCASTE SPECIES
リカステの原種

 
 

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16  Lyc.macrobulbon (マクロブルボン)
2007.01.04 Thu.
この植物は1846年にフーカー氏によって最初にマキシラリア(Max)マクロブルボンという名でボタニカルマガジン誌に絵が掲載された。 そしてコロンビア、サンタマルタのシエラネバダより王立キューガーデンに送られた。1850年リンドレイは新属のリカステ属にこれを移しLyc macrobulbonとした。1800年代末には、よく知られるようにはなったが、栽培されることはまれであった。   研究論文の準備中にコロンビアのオカーナの近くで重要な自生地が現地のコレクターによって発見されました。ここでは川の近くの石の多い崖の上に自生しているというような記述がありました。
黄色、落葉性でバルブの上には鋭いトゲがあります。春(4月頃)新芽の伸長とともに前年形成された」バルブの基部より5〜6本の花芽を出します。花は個体差があって、黄色いものから、黄色に細かい赤点の入るものまであります。香りは多少あるような気がします。バルブの上のトゲは落葉性リカステには共通してあるので、取り扱いには注意が必要です。  この種の直系種は現在11種が登録されています。    
  

17  Lyc.macrobulbon (マクロブルボン)
2005.02.19 Sat.

18  Lyc.macrophylla xanthocheila (マクロフィラ ザンソケイラ)
2007.04.16 Mon.
macrophylla は大変大きなグループで現在は7つ程の
グループに分けられています。
花の大きさも6cm〜10cmと様々です。収集するのもまた大変
でした。あるものは原種屋さんで、あるものは間違えて入って
きたりで10年ほどかかりました。気長に集めないとなかなか・・・・。  
この種については色々なエピソードがありますが、長くなりすぎるので、
簡単に・・。1830年、初めはマキシラリアmacropylla としてポエピッグとエンドリチャー両氏に
よりNOVA Genera spcies Plantarumに記載された。その資料によるとCucheroの近くの茂み
の中でいつでも成長を続けていると書かれています。1843年にリンドレイ氏により」
Lyc macrophylla とされました。その文献の出版と同時に、同名異種や様々なタイプのもので
資料が一杯になってしまいました。  自生地や花を確認して数種のグループに分けられ、
現在に至っています。  さてこのLyc xahthocheila はご覧の通りマクロフィラの中では
大変小さな花で独特な配色をしています。xantho は黄色cheila は唇弁(リップ)の意味です。
この独特な種は最初にボブ ウィルソン氏によりコスタリカのSan vito de Java の近くで発見
された。
こんな地名を書いてもなんだか判らないと思います。地図でみるとコスタリカとパナマの国境の
近くです。咲き方も、大きさもLyc dowiana によく似ています。花径は6cmほどです。
何種類か交配種を作ってみたのですが、この種の特徴はなかなか出すのが難しい、この
種はもう少し時間をかけて交配をしようと思っています。
 

19  Lyc.macrophylla puntarenasensis (マクロフィラ パンタレナセンシス)
2007.01.22 Mon.

20  Lyc.macrophylla viridesecens (マクロフィラ   ビリデッセンス)
2007.01.18 Thu.


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