随分、賑々しく咲いて登場したのはハイジのお父さんのトービアスでございます。Lyc brevispatha x Lyc powellii = Lyc Tabias 実はこの写真は私の2008年の年賀状に使ったものです。Lyc powellii は2度ほど親として使っているのです。結果はセパルがねじれて咲くのが普通です。分かっちゃいるけど使っちゃう。馬鹿だなァ・・・
育種というのは全ての種に平等に機会があるべきだと思っているのですが。営利にならないので、skinneri に頼ってきた傾向があります。それだけのために育種の片隅に色々な原種を置き去りにしていませんか?
このトービアスは花つきが大変によく性質も強健で、年に2度咲くというおまけつきです。十分かわいい花だと思うのですが・・・開花は4月頃に一度咲きますそして6月頃に花は少し少なくなりますがもう一度咲きます。花径7p、ステム7〜8pで濃色のものも出ます。写真は春に咲いたものです。
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